噴火した浅間山 その火山弾破片 いつのものかは 分からぬままに 机上の文鎮役で いつしか三十年 噴煙下の浅間山 その砂礫に育つ ねじ花の散開地 学園寮の庭には 少女達の笑い声 いつしか半世紀 噴煙上る浅間山 菅の追分を訪れ 堀辰雄も芭蕉も 吹き晒す風塵に…
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