2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

元来色はない。 結晶の性質で光を茶から純白まで変化させる。 Na分子とCl分子が結合配列の仕方を変容させ、 霰状球体・立方体・逆ピラミッド状・針状・柱状となる。 人も牛も塩なくしては生きて行けない。 その塩梅次第で健康状態や食生活が±の変化をする。 …

箱船と鳩

箱舟に乗るべしという神の一言は信仰篤いノアと動物一番だけ救い、 箱船に乗れなかった生き物達が洪水に呑み込まれて全滅させられた。 箱船に乗れた生き物である鳩は洪水の治まり具合を見届ける使者だ。鴛鴦や加賀等紅白の梅が咲き馨る羽根木公園の丘の麓に…

井戸は

何時から そこに 誰が この場に 何処から何処へ 汲み上げ 水は 命の守り神 何故祭られ 供犠となり 贖い果てて 塗られたり

泳ぎ方

水との馴染み方だ。 初発の手足は完全に水中だ。 抵抗を考え、流体力学を慣用し、呼吸を見計らって、まず手の掻きだ。 亀だって、鴨だって、手足や水掻きの力で前に進むのだから。 でもね、クロール・バック・ブレスト・バッタそれぞれみな大変。 胎内にいる…

陰影

月影というと月の光を表し、「暁月に影見えて」の影は月の姿であり、日の光におけるかげは明るい面、その光がさえぎられるときのかげは暗い面を表し、光と影は表裏一体、同一物の変容に過ぎない。 光の反対側には影ができ、光の当たらない部分は陰として、陰…