2007-07-26 山谷 かはたれどきに 明ける方へ歩む 肉叢の色を纏い 名残の夜を踏み 清新の気を纏い 眼耳鼻舌身意の 風雅を分別して 谷底から丘顚へたそがれどきに 暮れる方へ転ぶ 筋帯の要を潤し 白昼夢を溶かし 混沌の闇を刻み 頭蓋五体総骨の 来歴を峻別して 山頂から渓谷へ