砂礫と菅茅の追分では 抱えてきたはずの追憶 片鱗を手にするか未知 いずれも風に飛ばされ 乾いた茎と促された石 双方がいやいやながら 中空に踊らされ舞って 何処へか分去れてゆく 火山灰に根を張る唐松 地上の栄養が貧弱な分 針葉の葉緑素生産物を 梢から根…
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