ニューロンの草叢
榎の木肌は一癖ある
樹根の木漏れ日には
半刻前の余韻が濡れ
朝方の雨の音が蹲る
昼下がりの肌理へと
イグアナの肌は暖か
しがみつくための爪
敵味方を峻別する舌
夜半の獲物を探って
午の太陽に温められ
頭脳の塔最先端では
森羅万象不可思議な
有形無形のしるしが
草靡かせる風の方位
傾く惑星の沈む地点
榎の木肌は一癖ある
樹根の木漏れ日には
半刻前の余韻が濡れ
朝方の雨の音が蹲る
昼下がりの肌理へと
イグアナの肌は暖か
しがみつくための爪
敵味方を峻別する舌
夜半の獲物を探って
午の太陽に温められ
頭脳の塔最先端では
森羅万象不可思議な
有形無形のしるしが
草靡かせる風の方位
傾く惑星の沈む地点